お花見はまだ少し先
2018 / 03 / 17 ( Sat )
春の兆しを求めて、高萩市の花貫さくら公園を歩いてきました。

ここは、「海が見えるダム」として知られる花貫ダム (はなぬきダム) 下に
広がる公園です。ここには、300本のソメイヨシノが植えられ、花見の
時期には大勢の人で賑わいます。
1花貫ダム

ダムの前には、キブシが咲き始めています。
この時期、まだ冬枯れの立ち木の中に淡い黄色の花が垂れ下がってつく
キブシは、よく目立ちます。
キブシ


さくら公園ですが、園内には梅も植えられています。
白梅、紅梅が次のソメイヨシノにバトンタッチをするように、少しずつ
散り始めていました。
3梅

今日の目的は二つあり、一つは、あわよくば絶滅危惧種の
イヌノフグリに出会えないか、ということです。

散策路には、ホトケノザやオオイヌノフグリが咲いています。
オオイヌノフグリと一緒に咲いていたのがこの花です。
タチイヌノフグリかフラサバソウか、同定に迷うところですが、
イヌノフグリでないことは確かです。
4このフグリは

公園から山に登ります。
標高を上げると、尾根道にはイワウチワが現れました。
じっくり観察すると、まだ固いつぼみが見られました。
ソメイヨシノの開花とほぼ同じくして、淡いピンク色の可愛らしい花を
咲かせます。
5イワウチワ

大きく枝を広げているのは、エドヒガン (江戸彼岸) です。
これを見るのが、今日の二つ目の目的です。

エドヒガンは、日本の野生種のサクラの一つで、和名の通り彼岸の頃に
咲くのでこの名前がついたようです。
このエドヒガンとオオシマザクラが交雑して生まれたのが、お花見でよく
知られるソメイヨシノです。

茨城県内では、エドヒガンの野生種はないとされてきましたが、昭和54年に
花貫渓谷で自生しているのが確認されました。
彼岸も間近ですが、遠目に見るとまだつぼみは膨らんでないようです。
6エドヒガン

稜線に出ると、この地方では見事なブナが現れました。
5月になると、枝一杯に新葉が展開するでしょう。
7ブナ

さくら公園内のソメイヨシノは、つぼみはまだ固いままです。

今年、サクラの開花は全国的に早いようですが、県北の山間部に位置する
この公園では、お花見は4月に入ってからでしょうか。
8ソメイヨシノ
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