とりあえず命名された奥の金山
2018 / 01 / 13 ( Sat )
醍醐百名山に書かれた「奥の金山」を探して歩きました。
この山は、八溝山と並び大子町の北部にあり、茨城と栃木県の県境に位置し、
標高722mと書かれています。

八溝山から八溝真名畑林道分岐付近に車を停め、冬季通行止めの八溝線
林道を西に向かいます。少しの間林道を歩き、県境付近から尾根に乗ります。
尾根は、ミヤコザサのヤブになっています。
1登山道

ミヤコザサのヤブを過ぎると、冬枯れの尾根道となりました。
シデ類やブナが多く見られます。そして落ち葉を見るとミズナラです。
この辺りの気候帯は、冷温帯落葉広葉樹林になります。
春の新緑や秋の紅葉時期に歩いてみたいところです。
2登山道

茨城県内には筑波山など、何ヶ所かブナの生育する場所があります。
しかし、県内で見られるブナは樹齢が高く、すでに老木の域に達している
ものがほとんどです。
これらのブナは、世代交代が期待できそうもありません。
そういう中でも、この辺りにはブナの若木が見られます。

樹間からは冠雪した日光連山、高原山などが見え隠れしています。
3ブナ

やがて、尾根に並行するような林道が現れました。
4林道

林道を歩き、標高722mの小ピークに登ります。
ここが 「奥の金山」 でしょう。
ここには三角点や標石がありません。
5奥の金山

八溝山山頂には、熊の目撃情報を伝える案内板が置かれていました。
6熊注意

改めて「醍醐百名山」を読み直してみました。
それによると、常陸の国を佐竹氏が治めていた頃、この辺りは金山開発が
盛んに行われていた。
詳しい説明はないが、標高722mの近くまで金山沢と呼ばれる鉱道が延びて
いたようです。

筆者が「奥の金山」と命名したと書かれています。
大子の山を歩き、この本を著した筆者鈴木三郎氏に敬意を表します。
7奥の金山地図
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コメント
--初めまして--

初めまして、茨城の山々にお詳しそうなのでお聞きしたいのですが、圏央道下総IC~神崎ICの間に、北の11方向に筑波山が見えるのですが、正面に見える山頂が2つ見える山は那須岳でしょうか、手前の吾国山でしょうか、また1時の方向に見える丸い山は八溝山でしょうか、当方観光バスの運転手でして、お客様からの質問に答えられずお知恵をお借りできればと思います。よろしくお願いします。
by: にこっと * 2018/02/05 19:28 * URL [ 編集] | page top↑
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にこっとさん
圏央道下総~神埼IC間から見える山とのことですが、私はこの区間は走ったことがないので確実なことは言えません。
しかし、地図を見て考えると北の11時方向に筑波山は見えますね。正面に見える二つの山とは、前か後ろか分かりませんが、前には宝篋山(ほうきょうさん)が見えると思います。また、1時の方向に見える山とのことですが、八溝山は11時から12時の方向だと思います。1時の方向であれば日立方面の高鈴山が見えるかもしれません。
by: yamazaru * 2018/02/05 20:54 * URL [ 編集] | page top↑
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さっそくのご返信ありがとうございます。住所としては千葉県成田市名木1189番地付近です。成田市観光協会でもわかりませんとのことでした。1時方向は日立方面の高鈴山の可能性もありますか。今日は午前中は成田市名木の高速道路の側道で車をとめて確認できましたが、午後に益子町まで行ったところ雲が出てきて山が見えなくなっていました。こちらのほうにお立ち寄りになられた際にはお気に留めていただいたら幸いです。ご教示ありがとうございました。
by: にこっと * 2018/02/05 21:55 * URL [ 編集] | page top↑
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にこっとさん
圏央道の千葉県成田市名木付近ですか。ここの北では奥久慈男体山ですが、1時方面ではやはり高鈴山辺りだと思います。
もし、この辺を走ることがあれば注意してみて見ましょう。
お仕事ご苦労様です。
by: yamazaru * 2018/02/05 22:11 * URL [ 編集] | page top↑
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