自然豊かな高萩の山と渓谷
2017 / 12 / 02 ( Sat )
茨城の自然100選を訪ねて、高萩市の花貫渓谷から土岳を歩いて
きました。
渓谷をつくる花貫川は、土岳や多賀山系の山を流域とし、太平洋に
注ぐ二級河川です。
花貫ダムから上流に向かうと広い駐車場があり、ここには不動滝が
あります。
1不動滝

名馬里ヶ淵 (なめりがふち) と呼ばれる花貫川の小さな淵です。
ここには、「昔、この近くに住む人の飼うメス馬が、大蛇の子を産んだ
のではないかと驚き、村人たちがその子馬をこの淵に投げ込んだ、
すると大洪水が起こり村は流されてなくなった」という伝説があります。
2名馬里ケ淵

12月に入り、紅葉の最盛期も終わり、静かな渓谷歩きが楽しめました。
3花貫渓谷

渓谷に架かる汐見滝吊橋 (しおみだきつりばし) です。
この吊り橋を歩くと、両側から木々の枝がせり出し、身近に落葉広葉樹を
感じることができます。
新緑や紅葉の季節には、鮮やかに彩られた四季折々の自然が見られます。
4汐見滝吊橋

汐見滝吊橋を渡ると、その先、小滝沢キャンプ場に向かう山道があります。
そこを歩いていると、面白いものを見つけました。
誰が置いたのか、粘土のようなものでつくられていました。
5誰が

土岳の山頂付近の林は、シデ、ヤマザクラ、アカマツ、コナラなどの暖温帯
植物に、ブナ、ミズナラなどの冷温帯の植物も混じります。
遠くには、太平洋も望めます。
6登山道

周辺には、花こう岩が露出しています。
これは、地中深くで固まったマグマが花こう岩となり、それが隆起して
現れたものです。
7七ツ岩

土岳の山頂です。
付近は、江戸時代には水戸徳川家の放牧場であり、今は広い芝生で覆われ
展望台も設置されています。
8土岳

最近はサルの目撃情報もあるようで、このような掲示板が数ヶ所に置かれて
いました。
9猿出没

国の登録有形文化財の通称めがね橋です。
この水路橋は、大正7年に花貫川から水力発電用の水を引くために造られ、
今も使われています。
10めがね橋
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コメント
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小滝沢から登ると最初の植林地に知恵の輪のような杉の木がありますね。
土岳はここ数年続けて春に登っておりますが、
猿は見たことがなかったです。
栃木や福島の猿が増えすぎて茨城に生息域を拡大したのか、あるいは昨年の熊のような一時的な現象なのか。
筑波山でも数年前に猿の目撃例がありました。
先月、同窓会のついでに静岡の富士山麓周辺を少し歩いてみましたが、鹿を目撃して喜んでいたら、増えすぎて農作物の被害が甚大で困っているそうです。
by: ヒマな人 * 2017/12/06 13:24 * URL [ 編集] | page top↑
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知恵の輪のような杉の木、私も見ています。
ここだけに限らず、県北の山を歩いていると、このように変異したスギやヒノキの植林を見ます。

猿は、もうだいぶ前になりますが日立の山で何度か見ています。しかしその後、現在まで確認していません。
花貫渓谷の猿もどうなんでしょう、茨城県に侵入したのでしょうか。興味がありますね。

この夏に、里美の林業家の話を聴くことがあったのですが、彼の話では、鹿は時々見る。もう県内に入り込んでいるのではないか、と話していました。
by: * 2017/12/06 21:13 * URL [ 編集] | page top↑
--yamazaruさん--

鹿の目撃例もあるのですか。
富士山麓で見た鹿は雌でしたが跳躍力がすばらしく、工場の敷地内を跳ね回っていました。
20年以上前ですが、里美の横川鉱泉付近で猿を目撃しました。
数年後、里美村関連HPの掲示板にコメントをupしたら、管理者から「それはラッキーでしたね」というようなレスをいただきました。
当時も少数ながら目撃例があったのですね。
by: ヒマな人 * 2017/12/08 08:16 * URL [ 編集] | page top↑
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ヒマな人 さん

鹿は、私は直接見てはいませんが、里美で毎日のように山に入っている山主さんが言うのだから間違いはないと思います。
もう数年前ですが、八溝山で私の山仲間がニホンカモシカを見ています。
これには驚きました。
同行した何人もが見ていて、写真まであるので間違いありません。
県内で確認されたニホンカモシカもツキノワグマも、恐らく食べ物を探して入ってきたのでしょう。
本来の生息地に戻っていると思われます。
by: yamazaru * 2017/12/09 19:33 * URL [ 編集] | page top↑
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