広がるナラ枯れ
2009 / 10 / 12 ( Mon )
今年4度目となる山形県小国町を訪ねました。地元の人たちとの芋煮会、その後の朝日連峰散策と角楢小屋での懇親が目的です。

朝日連峰を源流とし、日本海に注ぐ荒川です。ブナ林と清流の美しさはいつの時期でも心を奪われます。
荒川の清流

小屋周辺でキノコを取るためブナ林に入りました。これは立ち枯れたブナに発生したツキヨダケです。
ツキヨダケ

思わず歓声を上げたクリタケです。
クリタケ

この日の収穫は、クリタケ、ブナハリタケ、ナラタケモドキ、ナメコ、ヒラタケなどです。この鍋にもたくさんのキノコが入っています。
キノコ鍋

伊藤久男の「山のけむり」を歌いたくなるような、角楢小屋です。
  山のけむりの ほのぼのと
       たゆとう森よ あの道よ
       幾年消えて 流れ行く
       思い出の ああ 夢の一筋
       遠く静かに ゆれている

この日もこの小屋で宴が深夜まで繰り広げられました。
夜は満天の星で星座教室、天の川もはっきりと見ることができました。
角楢小屋

山形県小国町五味沢付近の山の様子です。赤っぽく見える木はナラ枯れの被害にあい、立ち枯れた木です。
ナラ枯れとはカシノナガキクイムシ(カシナガ)とこれに共生している菌類が、ブナ科植物に侵入し、木を枯らしてしまうという現象で、日本各地で被害をもたらしています。
ここ小国町ではミズナラの被害が多いようです。
ナラ枯れ1

今年はかなり広範囲に被害が広がっています。
ナラ枯れ2

緑の中で無残にも立ち枯れています。
ナラ枯れ3

ミズナラの古木もこの状態です。
ナラ枯れ4

ナラ枯れの被害にあった木の根元にはフラスと呼ばれる木屑が大量に落ちています。
フラスはカシノナガキクイムシが幹に侵入するときに排出する木屑や糞などです。
ナラ枯れ5
このナラ枯れの被害を完全に抑える手段は、現在のところ見つかってないようです。
日本のすばらしい山が、自然がいつまでも続くよう早く解決策を見い出してほしいものです。
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