火山角礫岩の奥久慈男体山
2016 / 07 / 02 ( Sat )
茨城の自然を訪ねて、先日の篭岩から今日は奥久慈男体山を
歩きました。
茨城県県北には、東から阿武隈山地、久慈山地、八溝山地などの
山々が連なります。
久慈山地の山域に入る奥久慈男体山は、今からおよそ1500万年前の
海底火山の噴火によりできた、男体山火山角礫岩と呼ばれる硬い
岩石で形成されています。
1男体山

今日は、大円地 (おおえんじ) 登山口から入り、分岐で左側の健脚コースを
登り山頂へ、帰路は右側の一般コースを下ってきます。
2分岐

歩き始めは、かつて植栽された人工林の森です。
適度な光が入り、林床植物が豊かです。
3人工林

急登の連続で、汗が吹き出してきました。
林床には、真っ白い花が咲いています。
オオバジャノヒゲです。
4オオバジャノヒゲ

転石とみられる男体山火山角礫岩の巨岩には、コケ植物とともに
幼樹が育っています。
5火山角礫岩

急峻な登山道にはクサリ場が続きます。
6鎖場

連続するクサリ場を登り切り、山頂へ続く最後の尾根に出ると
ミズナラが現れました。
7ミズナラ

途中、屋根のつけられた休憩所を過ぎると、すぐに山頂です。
山頂には、男体神社の奥宮が祀られています。
8山頂

茨城の山は標高が低いので、山頂でも森林が広がります。
白いヤマボウシの隣にはブナです。
9ヤマボウシ

下りの岩場にはキリンソウ(麒麟草、黄輪草)が咲いていました。
この仲間には、園芸種の多肉植物に多く見られます。
11キリンソウ

これも山頂近くで見かけた、園芸種のようなシモツケです。
シモツケは木本類と呼ばれる木ですが、草である草本類の
シモツケソウもあります。
12シモツケ

少し下ると高木層の樹林帯となり、ブナが現れました。
東北の山に広がるブナ林を思い出します。
13ブナ

ここはケヤキの林となりました。
純林ともいえるほど、ほとんどがケヤキです。
なぜ、このような林が広がったのでしょうか。
14ケヤキ

ここは大円地越と呼ばれる所で、ここは鷹取岩、篭岩や持方方面、
そして大円地方面への分岐となります。
15大円地

大円地方面に下るとカエデ類の樹林が広がり、優しい気持ちに
させてくれます。
登山口の大円地はもうすぐです。
16カエデ
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コメント
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茨城百景の石碑は土台が崩れて危険だったので、
石碑だけ地面に差し込んだようですね。
ジャノヒゲはなかなかきれいな花ですが、
薄暗くてジメっとしたところに咲くので損をしているような気がします。
by: ヒマな人 * 2016/07/08 19:25 * URL [ 編集] | page top↑
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石碑は、下部を地面に差し込んでコンクリートで固めたのでしょう。
あまり出来の良いものではありませんね。
ジャノヒゲはおっしゃるように、林床の薄暗いところで見られます。
じっくり見ると純白のきれいな花ですが、顧みられることが少ないようですね。
主張するのが下手なのか、それともこれで良しとしているのか。
聞いてみたいものです。
by: yamazaru * 2016/07/08 22:09 * URL [ 編集] | page top↑
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