北茨城で自然観察
2016 / 04 / 09 ( Sat )
茨城の自然100選を訪ねて、北茨城市の定波を歩いてきました。

定波に向かう途中、亀谷地湿原で車を停めます。
日本の湿原は、放っておくと乾燥化が進み、やがて森となります。
亀谷地湿原は、乾燥化が進み消失の危機にある湿原を救おうと、
整備されたものです。
湿原を囲む森の中には、スズランにも似たアセビが咲いていました。
1亀谷地湿原

湿原には、ミズバショウが見られます。
茨城県には、自生するミズバショウはありません。
これは植栽されたものです。
2亀谷地湿原

定波に向かう道筋に、キクザキイチゲが咲いていました。
3キクザキイチゲ

芽吹き前の林床には、バイケイソウの緑が鮮やかです。
4バイケイソウ

緑が少ないこの時期、沢筋に成長するバイケイソウは、よく
目立ちます。
バイケイソウは、有毒植物ですが、ギボウシやギョウジャニンニク
などの山菜に間違われ、誤食することの多い植物です。
夏に高山帯を歩いて見かける大型の花がコバイケイソウで、この
小さな植物がバイケイソウとは面白いです。
5バイケイソウ


定波の植物群落保護林に入る道筋には、ネコノメソウの仲間の
イワボタンが咲いていました。
5ネコノメソウ

カタクリはたくさん見られます。
6カタクリ


まだ芽吹き前の林内は、ヤドリギが目につきます。
ヤドリギは常緑樹で、半寄生植物と呼ばれます。
常緑樹ということは、葉緑素をもち光合成することで栄養を
作り出しますが、寄生した宿主からも栄養を吸収しています。
8ヤドリギ

林床には、まだ春の花は見られません。
ここには、ブナとミズナラが並んで生育しています。
9ブナとミズナラ

定波の観察を終え、近くの和尚山に向かいました。
山頂に向かう道には、カラマツが見られます。
日本に自生する針葉樹では、カラマツだけが落葉針葉樹です。
ここのカラマツは植林されたものです。
10カラマツ

和尚山山頂です。ここには、石祠 (せきし) が置かれているのですが、
屋根だけになっています。下の部分はどうしたのでしょうか。
12和尚山

山頂には、ブナとヤマボウシが並んで見られます。
11ブナとヤマボウシ
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コメント
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旧里美村の北端にもバイケイソウが芽吹く沢があります。
開花を期待して何度か行ってみたのですが花を見ることがありません。
山岳地帯のコバイケイソウも花の付き方が毎年違うと聞きました。
by: ヒマな人 * 2016/04/14 18:58 * URL [ 編集] | page top↑
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ヒマな人さん
合併前の里美村の元村長であった荷見さんの森にも、バイケイソウがありました。
私は荷見さんがご存命のころ、よく森の中を案内してもらいました。
そういえば、バイケイソウの花が咲いているのは、見た記憶がありません。
バイケイソウもコバイケイソウも花の咲き方には違いがあり、見事な花をつけるのは数年に一度のようです。
by: yamazaru * 2016/04/14 21:17 * URL [ 編集] | page top↑
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