日立ジオサイトの写真撮影
2016 / 02 / 06 ( Sat )
ジオネット日立の顧問である田切美智雄先生の要望があり、
ジオネット日立のホームページを作り始めました。
今日は、これに掲載する日立のジオポイントの写真を撮るべく、市内の
あちこちを回ってきました。

十王ダム
十王駅前から県道10号で山側に向かい、山部の交差点で県道60号に
分かれると、すぐに十王ダムです。
十王川が山地から平野に出る場所には、5億年前の地層が露出して
います。ダムの下の発電所そばには、良い露頭があります。

1-1十王ダム

十王パノラマ公園にも、石尊山から続く5億年前の変成花崗岩で
できています。
1-2パノラマ公園

折笠スポーツ広場・矢筈石 (やはずいし)
県道10号の、常磐自動車道日立北IC入口を北上、すぐ右折すると
JR常磐線の反対側にスポーツ広場が見えてきます。前庭には、
昔から小木津石と呼ばれる5億年前の花崗岩でできた矢筈石があります。
2折笠スポーツ広場

谷道 (やどう) の滝
十王駅前から県道10号で山側に向かい、十王浄水場方面への交差点を
左折、さらに突き当たりを右折して、石尊山方面に向かうと、『谷道の滝』の
看板があります。この滝の岩肌は5億年前の花崗岩でできています。
3谷道の滝

小木津山自然公園
日立方面から県道10号を走り、案内標識を左折します。
徒歩では、JR小木津駅から約10分です。
公園入口の小川沿いに進むと、カンブリア紀の変成花崗岩でできた
地層が多く見られます。
園内のいしくぼの滝の岩肌も、5億年前の地層です。
4小木津山自然公園

東連津川 (とうれんづがわ) の不動滝
常磐自動車道日立北ICから県道10号を経由し、永井ひたちの森病院
方面へ曲がる道から入り、約3キロ走って駐車後、林道を10分歩くと
不動滝です。
不動滝の岩肌は5億年前の変成花崗岩でできており、脇には2基の
不動尊が祀られ、NHKの大河ドラマ「武蔵」の撮影にも使われました。
5東連津不動滝

鞍掛山 (くらかけやま) 霊園
国道6号から曲がり、かみね公園北側に沿って登ると、車で5分未満の
場所です。
カンブリア紀の山を切り開いたところで、大きな岩石は5億年前の花崗岩です。
6鞍掛山霊園

かみね公園
国道6号沿いのかみね公園は、5億年前の花崗岩の上に作られ、頂上
展望台もその上に建っています。
また、展望台付近や他にも変成花崗岩が点在し、3メートルを超える露頭も
見られます。
14かみね公園

根本甲子男 (ねもとかしお) 翁顕彰碑
かみね公園の動物園出口付近にある碑で、5億年前の花崗岩に埋め込まれて
います。
根本翁は、戦災で被害を受けた「日立風流物」の復活に尽力された人です。
15根本甲子男

久原房之助翁と小平浪平翁の頌徳碑
かみね公園入口の郷土博物館のすぐ上にあり、石碑の基礎が5億年前の岩石です。
久原翁は日立鉱山の、小平翁は日立製作所の創始者です。
16久原小平碑
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コメント
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堅破山から横川鉱泉に向ってゆくと林道に出た所にななくらの滝がありますが、あの辺もけっこう古い地層なのでしょうか。
by: ヒマな人 * 2016/02/07 18:22 * URL [ 編集] | page top↑
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竪破山付近、奈々久良の滝も含めてですが、中生代白亜紀の地層です。
白亜紀の地層は、ひたちなか市平磯海岸の白亜紀層が知られていますが、奈々久良の滝付近も今から1億数千年前の花崗岩です。
by: yamazaru * 2016/02/07 20:54 * URL [ 編集] | page top↑
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悠久の大地巡り。
いつも楽しく拝見しています。
白亜紀の日立市一帯は深い地中(海底)でゆっくり固まったのでしょうか。
その後いつの頃か分かりませんが、隆起して、さらに風雨により削られて今の大地になったということでしょうか?

5億年というと私のスケールからは想像できない長さですが、1万年と言えばおぼろげに想像できます。
阿武隈山地を縄文人が闊歩していた時代ですから。
それに比較しても1000年前と比較しても平安人が中々今の人と繋がる思いは湧いてきません。

地球の歴史からすれば5億年もほんのこの間という時間。
私には日本列島誕生が1千万年とか2千万年前に出来てきたということも理解できていません。
私の住んでいる利根川下流域は6000年前の縄文の海進、海退以後に形成されたと聞きますから、出来立てホヤホヤの大地で大勢の任癌が住んでいるのですから驚きです。
3月5日の愛宕山ではこれを肴に語り明かしても楽しいでしょうね!!
by: 山さん * 2016/02/08 08:29 * URL [ 編集] | page top↑
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私も、長い地球の歴史の中で、時系列的な話になるとさっぱりわかりません。
もともと地理や歴史が苦手でしたから。
私が承知しているのは、日立と常陸太田市にまたがる日本最古の地層は、今から5億数千年前のカンブリア紀と呼ばれた時代に大陸の端にできたと言うことです。
その頃の地球は陸地の構成が現在とだいぶ違い、日本列島はまだ影も形もありません。その後、プレート運動によって大陸は様々に形を変え、2千万年前に日本列島が大陸から分離し始めたと言うことです。

3月5日に愛宕山決まりですね。
予定しておきます。
by: yamazaru * 2016/02/08 18:02 * URL [ 編集] | page top↑
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yamazaruさん
>1億数千年前の花崗岩
流水でかなり削られたとしても気の遠くなるような昔からあの形で存在しているのですね。
by: ヒマな人 * 2016/02/11 08:25 * URL [ 編集] | page top↑
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ヒマな人 さん
ちょっとわかりにくいのですが、奈々久良の滝をつくる花崗岩は1億数千年前のもので、当時は日本列島の形はまだできていません。
それが地上に隆起し出現したのは新生代になってからで、それがいつごろかは、まだ私には理解できていません。
とにかく、阿武隈山地は狭い範囲でいろいろの年代の岩石が分布していて、それを理解するのもなかなかです
。田切先生に確認し、はっきりしてからまたコメントします。
by: yamazaru * 2016/02/11 17:24 * URL [ 編集] | page top↑
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