地元の人々が残した美林
2015 / 06 / 20 ( Sat )
高萩市の景勝地、大北渓谷の上流に位置する「愛林記念の森」を、
訪ねました。

「愛林記念の森」に向かう途中、高萩市下君田にある曹洞宗松岩寺の
ヤマザクラです。
県指定文化財天然記念物で、案内板には樹齢約300年と書かれて
いました。
これほどの風格があるヤマザクラは、私はこれまで見たことがありません。
写真ではわかりませんが、太い枝を四方に伸ばし、それを支えるための
支柱が、取付けられています。
1yamazakura

お寺の松岩寺のすぐ先にあるのが神社の王塚神社です。仏様の先に
神様がいました。
これまで大塚神社と呼ばれていましたが、「王塚神社」と書かれた棟札が
見つかり、名前を改めたようです。
階段を登ると、その先には2本のスギの巨樹が入口を塞ぐように立ち
はだかり、その隙間を通り抜けました。
2sugi

境内には、県指定天然記念物のモミやスギが生育しています。
3momi

ここから県道をしばらく北に走ります。そこに「愛林記念の森」があります。
ここには明治から大正時代にかけて国策として植林されたスギ、ヒノキの
人工林があります。
この当時植林された木は、戦後の木材需要の高まりにより、次々と伐採
されました。
このとき、植林に関わった地元の林業関係者でつくる愛林組合が、「山に
寝泊りし、守り育てた森林の一部を記念として後世に残したい」という思い
が国に通じ、「愛林記念の森」として保存されているのです。

県道をしばらく走り、突然現れた「愛林記念の森」の案内が、誇らしく感じ
られます。
4airin-mori

森の中には清流が流れ、ミソサザイの囀りが長く続きました。
5airin-mori

伐採されずに残された、美林が広がります。
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コメント
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サクラの銘木というのは「滝桜」をはじめ、幹がすっくとしているのがほとんどですよね。
この桜は300年という樹齢に比してはゴツゴツ肌。
ブナも尾根筋にこのような無骨物を見ることがあります。
写真からは尾根筋とは見えませんが、土質が関係するのでしょうか?

昨日は久し振りにピカピカドーンと雷光に肝を冷やされました。
近隣の観測地では強い雨が観測されています。

足繁く野山を歩いていますね!!!
by: 山さん * 2015/06/24 06:56 * URL [ 編集] | page top↑
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山さん
ほんとうにこのヤマザクラは間近で見るとすごかったですよ。
茨城の山を一通り歩いたので、今は茨城の自然を訪ねて歩いています。
近々、鹿行方面を歩く予定です。
by: yamazaru * 2015/06/24 08:20 * URL [ 編集] | page top↑
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