環境破壊の道を訪ねて
2015 / 06 / 13 ( Sat )
野山歩きの仲間で、日光方面に向かいました。
足尾銅山跡を訪ね、その後、奥日光千手ヶ原へクリンソウの花見です。

足尾銅山は、江戸時代に発見された鉱床ですが、明治に入ると日本の
銅生産の40%を生産する、大きな銅山となりました。
しかし、生産が増えるにつれ、精錬時に発生する亜硫酸ガスや排水の
鉱毒が、重大な環境破壊をもたらしました。

足尾ダムは、荒廃した足尾の山からの土砂崩壊による被害を、防ぐた
めに建設されました
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荒廃した周辺の山は、多くの人の協力によって少しずつ元の姿に戻り
つつあるようです。今ではニホンカモシカやツキノワグマも見られる
ようになった、とのことです。

足尾環境学習センターでは、銅山の歴史や環境問題などを学ぶことが
できます。
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足尾銅山跡から、奥日光中禅寺湖畔にある千手ヶ浜に向かいました。
竜頭ノ滝近くの菖蒲ヶ浜に駐車し、ここから湖畔沿いの道を歩きます。

千手ヶ浜から中禅寺湖、その先に男体山が見えます。
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清流とクリンソウです。
五重塔などに見られる仏塔の先を飾る九段の輪を九輪と呼ぶそうで、
ここから名づけられたとのことです
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クリンソウの和名は九輪草ですが、似たような名前でイチリンソウ
(一輪草)、ニリンソウ(二輪草)があります。
しかし、クリンソウはサクラソウ科、イチリンソウとニリンソウは
キンポウゲ科です。
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千手ヶ浜から小田代ヶ原を歩き、駐車場に戻ります。
小田代ヶ原は、かっては湿原でしたが、日本の多くの湿原がそうである
ように、遷移が進み、やがては草原に変わります。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、草原中央奥に見える1本の
立ち木はシラカバで「小田代ヶ原の貴婦人」と呼ばれています。
この樹の周りの気象現象により発生する幻想的な風景が、写真家を
魅了するのでしょうか。
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小田代ヶ原は保護のために木道の歩きとなります。花は少なかった
のですが、ツマトリソウはあちこちで見られました。
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小田代ヶ原から先は、竜頭ノ滝に注ぐ地獄川沿いに歩きます。
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竜頭ノ滝の手前にも小さな滝が見られます。
レンゲツツジがきれいでした。
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滑滝のような竜頭ノ滝上流です。
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そして、ご存知竜頭ノ滝です。
ここから駐車場までは、わずかです。
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