隣の公園
2009 / 05 / 06 ( Wed )
我が家の隣の公園で植物観察をしました。

シャガ(射干、著莪)です。アヤメ科の多年草植物です。十数年前、私のトレーニングの
場所であり、植物観察の場でもある日立アルプスの山中でこの花を始めてみたときは、
なぜこんなアヤメのような花が山の中に咲いてるのだろうと驚きました。
シャガは花が咲いても種子はできません。これはシャガは三倍体植物だからです。
種子植物は子孫を残すために雌しべ(子房)に雄しべの花粉がつき、種子ができます。
これは雄しべの染色体1個と雌しべの染色体1個の計2個の染色体から1個の種子ができる
ということで、これを二倍体といいます。
しかし植物の中には突然変異や、あるいは人間が作り出した四倍体(ブドウの品種で巨峰
など)や六倍体植物などがあります。この四倍体植物と二倍体植物が交配してできたものが
シャガなどの三倍体植物です。三倍体植物は花が咲いても種子ができません。ヒガンバナ
や果物のバナナ、種無しスイカなどが三倍体です。
このことから日本で見られる全てのシャガは同じ遺伝子を持っています。シャガは地下茎
から増えますが、全国に分布するのは人為的に行われたのではないかと考えらています。
このことはシャガが人の住む近くに分布することからも考えられます。
シャガ

ヒメフウロ(姫風露)だと思います。というのは、この花は我が家の近くで結構見かけ
ますが、図鑑を見ると、分布は西日本の一部の県の、石灰岩地に生えると書かれています。
いろいろ情報を集めてみると、ヒメフウロは西日本だけではなく、全国で見られるようです。
しかしこれがヒメフウロなのか確認はできません。もしかしてフウロソウ科の植物が交雑
して生まれたものかもしれません。
どなたかお分かりの方、教えてください。
ヒメフウロ

ご存知、カタバミ(片喰)です。我が家の庭でも、畑に行っても嫌われ者の植物です。
この植物は太い根があり、手で抜こうとしても途中で切れちゃって、根が残ってしまうことが
多いですね。このため私は小さなシャベルで根こそぎ取り除くようにしています。
雑草として見なければ、可愛らしい花ですね。きれいなハート型の葉が3個ついています。
成熟した果実に触れるとはじけてたくさんの種子をはじき飛ばします。
カタバミ1 カタバミ2

カラスノエンドウ(烏野豌豆)です。マメ科の植物でキヌサヤによく似た果実をつけます。
カラスノエンドウ

これもご存知のオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)です。
近くでよく見ると可愛らしい花ですが、この花の寿命はわずか1日で、朝開いて夕方には
閉じて落ちてしまいます。2本の雄しべがよく目立ちます。
オオイヌノフグリ

ハコベ(繁縷)です。春の七草のひとつハコベラです。小さな花で、注意してないと
見逃してしまいます。
花弁は5枚ですが、2枚づつくっついているので10枚あるように見えます。
ハコベ

キュウリグサ(胡瓜草)です。ごく小さな花で、普通では目に触れることは少ないと
思います。私も何か目新しい植物はないかと、地面に伏せるようにしてこの花を探しました。
マクロ撮影でクローズアップし、パソコンに取り込んで改めて見てみると、本当に
可愛らしい花ですね。
キュウリグサ
スポンサーサイト
16 : 43 : 47 | 森林インストラクタ- | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
<<新緑の日立アルプス | ホーム | ネギを植えました。>>
コメント
コメントの投稿










トラックバック
トラックバックURL
http://yamazaru1203.blog75.fc2.com/tb.php/35-e2503b60
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |