今年も朝日で草刈り
2014 / 07 / 22 ( Tue )
今年も朝日連峰での登山道整備です。
今回の草刈の日程は7月19、20日の2日間の予定で、21日に自宅に
戻る予定です。

私はこの草刈に先立ち、17日と18日の両日、長井市に住む奥さんと
飯豊の二王子岳を歩き、翌日は地蔵岳に登り、ヒメサユリを見る予定。

16日昼過ぎに日立を出て、米坂線小国駅で待つカネヤンを乗せます。
カネヤンとは、リヤカーを引いて日本一周している男で、この草刈の
時期には、この地で一緒に草刈をしています。

小国駅でカネヤンを拾い、道の駅「白い森おぐに」に向かいます。
ここで明日の朝、奥さんとの待ち合わせで、今夜はここで幕営します。

テントを設営し、途中のスーパーで買ったビールでカネヤンと乾杯。
と、ここに思いもよらぬ竹爺がビール持参し、夫婦で来てくれました。
竹爺とは数年前、小国山岳会の冬山登山で知り合いました。
カネヤンが、今日私がここに来ることを連絡していたのでした。
突然のサプライズで驚きましたが、懐かしく遅くまでテントの中で
宴会が続きました。
この夜、竹爺夫婦が帰ったのは何時ごろか記憶にありません。

翌日は大雨で、奥さんと相談し、二王子岳登山はあきらめ、草刈の
拠点となる山小屋に向かいました。

奥さんの晴歩雨読 
http://blogs.yahoo.co.jp/okusan2005/54572897.html
リヤカーをバトンに日本一周リレー旅 カネヤン 
http://rearcar.wordpress.com/
それゆけ と-ちゃん 竹爺のブログ 
http://ogunimachimontefuan.blog47.fc2.com/blog-date-20140719.html
大石小屋

大石小屋周囲に広がる森です。
サワグルミ、トチノキ、ブナなどが多く見られ、林床にはチマキザサが
茂ります。

このチマキザサを採るために地元のおばちゃんたちが朝早くから山に
入り、帰りには風呂敷いっぱいのササを背負って帰って行きます。
採取したササの葉は、販売問屋を通じ、菓子メーカや飲食チェーン店
などに売られ、おばちゃんたちのいいお小遣いになるのです。

連日の雨で沢は増水していましたが、今は元の清流に戻っています。
大石小屋前

19日の草刈当日にむけ、草刈機をデポするために、蛇引きの清水から
平岩山方面に向かいます。
ブナの巨木が茂る森を奥さんが歩きます。
エゾハルゼミの独特の鳴き声が森の中に浸みわたります。
ブナ林を行く

この吊橋を渡るとまもなく角楢小屋に着きます。
草刈機を持ちながらの一本吊橋は結構緊張します。
吊橋

角楢小屋に着きました。ここに来るとほっとします。
毎年の草刈の拠点となる小屋ですが、今年は大石小屋と蛇引きの
清水が拠点となります。
角楢小屋

小屋で小休止し、すぐに先に向かいます。
タマガワホトトギスが咲いていました。
タマガワホトトギス

今年も出会いましたエゾアジサイです。
この花を見るのも、この時期の朝日の山歩きの楽しみです。
ヤマアジサイ

ブナの倒木が道をふさぎます。
森の中では樹齢を重ねた古木は風雪などで倒れたり、立ち枯れて
倒れます。
そこに太陽光が入り、林床には多様な植物が入り込みます。
倒木は苔むし、キノコが発生し倒木を分解し、やがて朽ちて無機物
となり土に返ります。
ブナ倒木

大玉沢の吊橋を渡ると、尾根道は急登となります。
草刈機を持ちながらの歩きは容易ではありません。
一気に汗が噴出します。
荒川

今回の草刈の拠点の一つとなる蛇引きのテン場です。
山さんがここにタープを張り、その下にテントを設営します。
これで雨対策は万全で、宴会場となります。
テン場

蛇引きの清水は冷たい水が湧き出しています。
ここで冷やしたビールはもうなんともいえません。
蛇引きの清水

足元にはブナの果実がたくさん落ちていました。
ブナ果実

その近くにはブナの実生が育っています。
ブナ実生

標高1200mくらいが、この山域の森林限界です。
尾根道はこの標高を超えると一気に展望が開けます。
森林限界を超えた少し先に草刈機をデポし、下山しました。

大石小屋に戻ると、山さんがブルーシートでタープを設営していました。
ここがこれから草刈期間中の食事や、夜の宴会の場となります。
大石小屋タープ

夜には宴会です。ビール、日本酒、焼酎が飲み放題です。
宴会

翌日は祝瓶山に登りました。
ホシガラスでしょうか。五葉松の果実をかじっています。
尾根上でたくさん見られました。
五葉松果実

祝瓶山の山頂近くには大きな雪田が残ります。
冷えた大地に湿った空気が触れ、この雪田からは霧が発生しています。
雪田

祝瓶山頂です。たくさんの赤とんぼが飛び交っていました。
この山は遠くから見るとピラミダルなかっこいい山容で、山頂からの
展望もすばらしいものがあるのですが、この日はガスで覆われ、
周囲の展望は一切ありません。
祝瓶山山頂

ヒメサユリとニッコウキスゲのコラボです。
これは数年前に撮影したもので、これらの花は今年は見ることが
できませんでした。
ヒメサユリとニッコウキスゲ



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