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秋の花観察会
2013 / 10 / 27 ( Sun )
森の会の観察会で小木津山自然公園を歩いてきました。
この時期はキク科植物が多く、シラヤマギク、ヤマシロギク、キッコウハグマ、
カシワバハグマ、アキノキリンソウなどがあちこちで見られました。

リンドウ科のセンブリです。道の駅などで乾燥したものが売られているのを
見かけますが、胃の薬としてもよく知られています。
山の中で、小さく可愛らしいこの花を見かけると、そっとしておいてほしいな
と思います。
小木津山と同じ日立市の高鈴山は、作家で登山家としても知られる田中澄江さん
が書いた「花の百名山」の一つです。
田中澄江さんは高鈴山を代表する花としてこのセンブリをあげていますが、
今では見かけることは少なくなりました。
今はセンブリに変わり、イワウチワを目当てに訪れる人が多いようです。
センブリ

これはリンドウ科のリンドウです。
この時期、高山から里山まで、いくるかの種類のリンドウを見ることができます。
花の名前は、例えばリンドウであればイイデリンドウやタテヤマリンドウなど
固有の名前がつくものが多いのですが、これはリンドウ科のリンドウという
固有の名前です。
同じような花は他にもあり、例えばスミレも固有の名前です。スミレといえば
一種しかなく、他にはタチツボスミレやエイザンスミレのように固有の名前が
つきます。
リンドウ

ハナワラビです。花のように見える黄色いものは胞子が詰まった袋で胞子嚢
(ほうしのう)といいます。
名前にワラビとつくようにシダ植物ですが、シダ植物は花は咲きません。
したがって種ができません。この胞子嚢から胞子が飛び出し、発芽、成長
します。ハナワラビにはいくつかの種類があり、これはフユノハナワラビです。
ハナワラビ

センボンヤリです。和名は千本槍です。
この植物は春と秋の2回花を咲かせます。春の花は白っぽい舌状花をつけます。
秋の花は閉鎖花と呼ばれる筒状の花をつけます。花をつけるといっても花弁が
開くわけではありません。花は閉じられたまま自家受粉するのです。
春に咲く花はきれいな花で、花粉の媒介を昆虫に頼る虫媒花ですが、昆虫が
訪れてくれなかった場合の生き残り戦略として、この閉鎖花という選択を
したのです。
同じように閉鎖化をつける花としては、スミレなどがあります。
センボンヤリ

モミジバフウです。紅葉が見事ですが、カエデ科ではありません。
北米から中南米原産のこの樹木は、公園樹として植栽されたものです。
葉を見るとカエデの仲間と見間違いそうですが、カエデの仲間は葉の
つき方が対生という大きな特徴があります。
対生とは葉のつき方が茎の同じところから対になって出ているもので、
これが対ではなく、交互に出ているものを互生といいます。
モミジバフウは葉のつき方が互生です。
モミジバフウ

ナラタケモドキです。
ヤマザクラの倒木にびっしりとついていました。
私の好きな野生のキノコの一つです。
バター炒めと味噌汁でいただきました。
ナラタケモドキ
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