里美の鍋足山に春を探しながら、歩きました。
2009 / 03 / 21 ( Sat )
常陸太田市の鍋足山を歩いてきました。
この山は標高は529mと低山ですが、登山ルートはたくさんあり、尾根や沢を歩いたり、
岩場や縦走も楽しめる変化に富んだ山として、県民に知られています。
私も年に何度か、この山を歩いています。今日は早春の花を探して、猪鼻峠から鍋足山を
歩いてきました。

まだ芽吹き前の登山道です。樹木の種類は豊富で、まだ硬い冬芽もあれば、緑色の
ふっくらとした新芽も見られます。
09-03鍋足山1

途中のピークでお昼としました。休んでいるとキアゲハやタテハチョウの仲間の
ヒオドシチョウが盛んに飛び交っていました。一足早く春爛漫を感じました。
09-03鍋足山2

ヒオドシチョウです。この蝶は成虫で冬を越します。永い眠りから覚め、
盛んに動き回っていました。
09-03鍋足山3

これはシュンランです。昨年の果実が残っています。花は日当たりのよいところ
では咲いています。
09-03鍋足山4

落葉広葉樹林のこの登山道で、黄色い花の咲く低木が目立ちます。
09-03鍋足山5

この黄色い花は早春に咲くクスノキ科のダンコウバイです。
09-03鍋足山6

下の写真の花は、帰りに立ち寄った横川温泉の山田屋旅館の駐車場脇に
咲いていました。
前の写真のダンコウバイと同じクスノキ科のアブラチャンです。面白いネーミングですね。
これは、昔このアブラチャンの果実から油を採っていたことから名づけられました。
ダンコウバイとの違いがわかるでしょうか。葉を見れば一目瞭然なのですが、この時期
葉は展開していません。
花を見ると、ダンコウバイは花は枝に直接付いています。しかしアブラチャンを見ると
花は枝から直接付かずに、枝からまた小さな枝が出てそこに花が付いているように見えます。
この様子を植物図鑑では、ダンコウバイは花序に柄がない、アブラチャンは花序に柄がある、
と書かれています。
09-03鍋足山7

この花はユキワリソウとも呼ばれるキンポウゲ科のスハマソウです。まるでよく似た花に
ミスミソウがあります。スハマソウとミスミソウは葉の違いにあるのですが、近似している
ので区別は難しいことが多いようです。ミスミソウは日本海側に多く、花の色も青やピンク
など種類も多くいのですが、スハマソウは太平洋側に多く、花の色は白が多いようです。
09-03鍋足山8

温泉の駐車場の斜面には早くもタチツボスミレが咲いていました。
09-03鍋足山9

これも同じ斜面に咲いていたミツマタです。この樹皮の繊維が和紙の原料となります。
茨城県北部の山ではよく見られます。ジンチョウゲ科の植物ですが、花の形が面白いですね。
09-03鍋足山10

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