小木津山自然公園
2009 / 02 / 22 ( Sun )
日立市の小木津山自然公園を歩いてきました。ここは昭和46年開設、国有林の払い下げを受け、
自然の地形を利用した公園です。本来はアカマツを中心にコナラやヤマザクラが茂る里山で、
野鳥の種類も多いようです。
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駐車場から常磐自動車道の高架橋下を通ると、トチノキ、シラカシ、イロハモミジ、
ラクウショウの樹木が見られます。これらの樹木は、開園当時植栽されたものです。
写真はラクウショウの並木です。北アメリカ原産の落葉針葉樹です。
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ラクウショウの根元付近には写真のような気根と呼ばれる根の一部が地上に露出しています。
ラクウショウは乾燥しやすい場所や、逆に冠水した場所でも生育します。水分が多い土壌に
育つラクウショウは、呼吸のために地上に気根を出します。
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小木津山自然公園はもともとアカマツが多く、その中にヤマザクラやコナラなどの生育する
混成林でした。しかし近年の松くい虫の影響でアカマツは大きな被害を受けています。
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人工池です。誰かが持ち込んだのでしょうか、大きな鯉がたくさん泳いでいます。
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自然の傾斜を利用した芝滑りが楽しめます。休日には子供の歓声が聞こえます
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この付近はバーベキューをするためのかまどが設置されており、自由にバーベキューができます。
この辺では古くから生育するコナラやヤマザクラを見ることができます。
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足元には無数のコナラの種子が落ちています。
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園内にはアカマツの立ち枯れや倒木が目立ちます。
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立ち枯れたアカマツの樹皮です。無数の穴が開いています。ここから松くい虫が侵入
しました。ここでいう松くい虫とは、マツノマダラカミキリという昆虫です。この
カミキリムシにマツノザイセンチュウという小さな虫が寄生し、マツの木の中に入り
マツを枯らしてしまうのです。
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弱った木や枯れた木を分解するのがキノコです。こうしてアカマツの倒木は土に帰ります。
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園内にはこのような道標が設けられ、安心して歩けます。
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ここはアカマツの林でしたが、ほとんどが立ち枯れて強い風で倒れるなど、危険な
状態でした。このため日立市から委託されたボランティアによって立ち枯れたアカマツは
伐採されました。私も何本も伐採しました。伐採後はたくさんの光が入り、様々な植物が
生育し始めています。コナラなどの植林もされています。
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伐採後取り付けられた巣箱です。本来はシジュウカラなどの巣箱となるものですが、
これはムササビが侵入しているようです。ムササビは巣箱の入口を自身が出入りできる
ように広げてしまいます。
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このように静かで美しい小木津山自然公園は、私のトレーニング場所であり、
植物観察の場でもあります。
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