ハクサンコザクラ咲く南会津の名峰
2016 / 06 / 21 ( Tue )
前日の帝釈山、田代山に続き、会津駒ケ岳を歩いてきました。
滝沢登山口から入ると、すぐにブナ林の道となります。
1ブナ林

ブナやオオシラビソの森を抜けると展望が開け、植生が変わります。
イワイチョウ (岩銀杏) は、葉がイチョウに似ているということで
名付けられたようです。
2イワイチョウ

亜高山帯や高山帯でよく見かけるイワカガミ (岩鏡) です。
小さいものをコイワカガミと呼びますが、両者の違いは花の大きさ
だけです。
3イワカガミ

イワナシ (岩梨) はツツジ科の植物です。
薄いピンク色の花弁が、清楚な感じを受けます。
4イワナシ

今年初めてチングルマ (珍車、稚児車) を見ました。
高山植物を代表するようなバラ科の花で、羽毛のような果実をつけ、
秋には真っ赤に紅葉し、登山道を彩ります。
5チングルマ

やっと出会えました。ハクサンコザクラ (白山小桜) です。
木道歩きの中、点々と咲いていたり、群生したり。
6ハクサンコザクラ

木道のすぐわきにも。
7ハクサンコザクラ

山頂に向かう途中、振り返ると駒の小屋が見えます。
今年は積雪が少ないようで、登山道には1ヵ所だけ残雪がありました。
8小屋


登山道は、森林限界を超えたあたりから植生保護のため、
木道になり、中門岳まで続きます。
9木道

中門岳に着きました。大きな池塘がありすがすがしい場所です。
ピークはこの先にあり、木道もつながっています。
10中門岳
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オサバグサ祭りに誘われて
2016 / 06 / 20 ( Mon )
南会津の帝釈山、田代山を歩いていきました。
桧枝岐村から帝釈山の登山口である馬坂峠に向かい、林道を走ります。
ダケカンバの続く林道で鮮やかな植物を見かけました。
ラン科のサイハイラン (采配蘭) です。
1サイハイラン


沢沿いの道を走っていると、黄色い花が目に付きました。
スミレの仲間のキバナノコマノツメかな、と考え車を停めて観察すると
葉が違います。
オオイヌノフグリなどと同じ、ゴマノハグサ科のオオバミゾホオズキでした。
2オオバミゾホオズキ


ゴゼンタチバナ (御前橘) は、ミツバオウレン (三葉黄蓮) とともに、
登山道を賑わしていました。
秋には真っ赤な果実が登山道を彩るでしょうか。
3ゴゼンタチバナ


私はこの時期、この山を歩くのは初めてですが、オサバグサ (筬葉草) は、
当たり外れがあるのでしょうか。
今年はオサバ草の大群落というほどのものは見られません。
それでもオオシラビソの樹林帯の中には、純白の可憐なオサバグサが
咲き続けます。
4オサバグサ


帝釈山から田代山方面に向かうと、弘法大師堂と呼ばれる避難小屋が
あります。ここからは木道の整備された湿原となります。
ここにはタテヤマリンドウ (立山竜胆) やヒメシャクナゲ (姫石楠花) が
見られました。
このタテヤマリンドウ、日が差し込むとさっと花が開き、日が陰ると花を
閉じてしまいます。
5タテヤマリンドウ
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県北の自然探し
2016 / 06 / 19 ( Sun )
県内の山を中心に、仲間とともに山歩きを実践するシモンさんたちと、
県北の山を歩いてきました。
沢沿いの道を歩いていると、長い花序を垂れ下げた白い花が目に
付きました。
エゴノキ科のオオバアサガラ (大葉麻殻) です。
1オオバアサガラ

山道にはクサアジサイ (草紫陽花) です。花はこれから薄ピンク色の
装飾花をつけます。
このほかには、ヤマアジサイやコアジサイも咲いていました。
2クサアジサイ


ラン科のミズチドリ (水千鳥) です。穂状の花茎に純白の花をつけます。
3ミズチドリ


ワタスゲとよく間違われますが、サギスゲ (鷺菅) です。
ワタスゲは標高が高いところに見られますが、このサギスゲは
比較的低いところで見られます。
4サギスゲ


ノハナショウブ (野花菖蒲) も準絶滅危惧種です。
アヤメ祭りが行われる水郷潮来のアヤメとは、園芸種のハナショウブ
(花菖蒲) のことで、このハナショウブの原種がノハナショウブです。
国内でも自生地は減少しており、貴重な植物です。
5ノハナショウブ


トキソウ (朱鷺草) は、園芸種がホームセンターなどで売られています。
乱獲などで自生のトキソウは非常に少なくなっています。

ここには、茨城県の絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されている貴重な
植物が生育しています。これらの植物は、全国的にも減少しています。
一度失われたものは戻りません。大切に見守りましょう。
6トキソウ
22 : 01 : 31 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
初めての生演奏
2016 / 06 / 18 ( Sat )
ケーナの生演奏を聴いてきました。
プレーヤーは、共に茨城県出身の渡辺大輔とRen、チャランゴは
保坂幸恵、ギターは智詠です。
良かった~。

曲目は、
1.リャキ・ルナ 2.花祭り 3.すぎし日の想い出 4.小鳥
5.コンドルは飛んでゆく 6.遠い道のり 7.旅立ち
8.ペルーの太陽 9.いちごの唄 10.荒城の月
11.Manivelle 12.明日へ
アンコール曲は浜辺の歌

映像では、繰り返し見ていた同じメンバーです。
コンサートホールでは撮影できないので、公開されている映像を
キャプチャーした画像です。
左がRen、その右が渡辺大輔、そして保坂幸恵、智詠の順です。
渡辺大輔は、この写真ではカホンと呼ばれる打楽器を叩いて
いますが、ケーナ奏者です。
コンドルや花祭りを同じように奏でたい。
ケーナ
20 : 35 : 34 | ケーナ | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(2)  | page top↑
海底火山堆積物の山
2016 / 06 / 11 ( Sat )
茨城の自然100選を訪ねて、久しぶりに大子町の篭岩に行ってきました。
佐中 (さちゅう) の一軒家として知られる民家前を走る、奥久慈パノラマ
ラインの駐車スペースに車を停めます。
民家脇の沢道を歩くと、すぐに不動滝があります。
1不動滝

男体山など、奥久慈の一帯を占める岩体を男体山火山角礫岩
(かくれきがん) と言います。
1500万年前に海底火山が噴火、海底で急冷し固まったものです。
鳥居の脇には大きな火山角礫岩の転石があり、その上に青銅の
不動明王が祀られています。
2角礫岩

湯沢源流です。両岸の山肌にはイワタバコの新葉がびっしりと
ついています。
8月には開花が見られるでしょう。
3湯沢源流

篭岩は、男体山火山角礫岩の岩壁が長い時間を経て風化したもので、
大小さまざまな穴が開いています。
ここは、山岳信仰の場であったのでしょうか、石仏が置かれています。
4石仏
20 : 30 : 48 | 茨城の自然100選 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(5)  | page top↑
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