不動滝から沢平集落へ
2015 / 04 / 30 ( Thu )
今日は、ジオネット日立の仲間で、勉強会を兼ねたジオハイキングです。
小木津山自然公園から東連津林道を歩き、佐竹時代の金採掘跡を見学、
不動滝から滝の上流に向かい、1億5千万年という気の遠くなるような
時間的隔たりがある不整合の見られる沢に行きます。
そこからは、東連津川の源流地域でもある沢平集落までのハイキングです。

不動滝には、不動明王像が置かれています。
ここはかって、NHKの大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」が撮影された場所でも
あります。
不動明王

不動滝を背景に、集合写真をぱちり。
不動滝

不動滝からは、不整合を見に行きます。
古生代石炭紀の露頭を見ながら、上流に向かいます。
露頭

写真ではわかりませんが、ここが5億年前の花崗岩と、3億5千万年前の
石炭紀との間の不整合です。
不整合
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21 : 28 : 55 | ジオパークインタープリター | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
今年もスミレと山菜
2015 / 04 / 25 ( Sat )
この時期、毎年歩く常陸太田市の山に、山菜採りに行ってきました。
沢沿いの道には、今年発芽したチドリノキがたくさん見られました。
このチドリノキは、葉の形からは想像できませんが、カエデの仲間です。
秋には、きれいな黄葉を見せてくれます。
チドリノキ

これも今年発芽したイロハモミジです。
イロハモミジ

これはイタヤカエデでしょうか。
カエデの仲間では、これらのほかにウリハダカエデの芽生えも
多く見られました。
イタヤカエデ

少し前まで樹冠を彩っていたヤマザクラも、今は葉桜となっています。
この時期、山を彩るのはヤマブキです。
黄色の花弁と、鮮やかな緑色の葉がいいですね。
ヤマブキ

ちょうど食べごろのタラノメを見つけました。
タラノメ

コシアブラは少し早めですが、このようなものもありました。
コシアブラ

ハリギリはタラノメよりおいしいという人もいます。
ハリギリ

これはあまり知られていないのですが、イワガラミです。
薄く衣を付けて、さっと揚げるとおいしい天ぷらになります。
イワガラミ
このほか、ワラビ、ゼンマイ、オヤマボクチをいただきました。
山菜には日本酒が合います。
21 : 11 : 34 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
次回の観察会の案内です。
2015 / 04 / 20 ( Mon )
日立市と県山岳連盟主催のイベントが終わり、次の予定です。
高萩グリーンツーリズム主催の、山菜採りハイキングです。
高萩山菜取り


ひたち生き生き百年塾主催の小木津山ジオハイキングです。
ジオハイキング
13 : 00 : 28 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
イベント終了、ほっとしました。
2015 / 04 / 19 ( Sun )
この18、19日と続いたイベントが終了しました。
18日は、日立市主催の「大島桜観賞ハイキングツアー」、そして
19日は、茨城県山岳連盟主催の「神峰山、高鈴山清掃登山」です。
私は、ガイドや解説を担当したので、今は無事に終わってホッとして
います。

このオオシマザクラは青い空に突き上げるように咲いていました。
オオシマザクラ1

左側に大煙突、右にオオシマザクラが満開でした。
オオシマザクラ2

神峰山山頂から大煙突方面を俯瞰します。
ピンク色のヤマザクラ、白いオオシマザクラの先は、太平洋が広がります。
オオシマザクラ3

キブシとオオシマザクラです。
オオシマザクラ4

これも、ヤマザクラとオオシマザクラの競演です。
オオシマザクラ5

ヤブツバキに囲まれたオオシマザクラです。
オオシマザクラ6

手前はオオバヤシャブシの新緑、その先赤く見えるのは2014年3月の
山火事で焼失し、露出した山肌。その先にはオオシマザクラです。
オオシマザクラ7

萌黄色に展開する若葉の中に、オオシマザクラが咲いていました。
オオシマザクラ8

びっしりと花をつけたオオシマザクラを、間近から撮ってみました。
オオシマザクラ9
日立市は、日立製作所の企業城下町といわれ、また環境省などが認定する
「日本さくら名所100選」にも選定されています。
これらのルーツとも言えるものが、日立鉱山です。
そして、日立鉱山発展の象徴とも言えるものが、大煙突とオオシマザクラ
なのです。
21 : 27 : 36 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(8)  | page top↑
春爛漫の探鳥会
2015 / 04 / 12 ( Sun )
野鳥の会の探鳥会で、小木津山自然公園を歩いてきました。
ここのところしばらく、はっきりしない天気が続き、野外に出ることは
少なくなっていたのですが、今日はよい天気になりました。
中央池ではソメイヨシノが満開ですが、花付が寂しいのは野鳥の
ウソに花芽の蕾を、食べられたからのようです。

中央池

公園内はヤマザクラやオオシマザクラが咲き、新緑の中、
モザイク状に展開しています。
ヤマツツジが狂い咲きしていました。
このヤマツツジは狂い咲きしやすい植物で、とんでもない季節に
開花しているのを時々見かけます。
春爛漫

今年もこの公園で、ヒトリシズカを見ることができました。
これまでと比べ、個体数が増えているような気がします。
白く見えているのは雄しべで、雌しべはその下にあります。
ヒトリシズカ
20 : 50 : 15 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
ハイキング参加者募集中
2015 / 04 / 10 ( Fri )
すでに市報に掲載されましたが、この4月18日に日立市観光課主催で
市内の山々を歩くハイキングが開催されます。
これは、日立市の桜が、環境省などによる「日本さくら名所100選」に
選ばれ、その桜のルーツとなったオオシマザクラを観賞しながらの
ハイキングです。
私たちが、オオシマザクラの咲く山々をガイドし、桜やそのルーツとなった
日立鉱山の歴史などを解説します。
オオシマザクラ観賞ハイキング

「大島桜観賞ハイキングツアー」の翌19日には、茨城県山岳連盟主催の
清掃登山が行われます。
これにも私たち「ジオネット日立」のメンバーが、植物やジオの解説をします。
清掃登山
10 : 53 : 24 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
筑波山はカタクリだらけ
2015 / 04 / 04 ( Sat )
森林インストラクター仲間で、筑波山の女体山・キャンプ場コースを
歩いてきました。
この日は4月9日に行われる、市民観察会のための下見です。
筑波高原キャンプ場の駐車場に車を停めると、そこからたくさんの
花が見られました。
ユリワサビは、香辛料として使われるワサビと同じ仲間のアブラナ科
です。アブラナ科は、4枚の花弁を持つのが特徴で、白菜や大根など
多くの食用の野菜がアブラナ科です。
ユリワサビ

ミヤマカタバミとユリワサビです。
ミヤマカタバミは、筑波以外でも何ヶ所かで見ているのですが、花が
開いているのはほとんど見たことがありません。
十分な日が当たらないと開かないのでしょうが、ミヤマカタバミ自身が
日が当たりにくい場所を、選んでいるような気がします。
なにか戦略があるのでしょうか。閉鎖花をつけて果実を作るので、
花粉を媒介する昆虫を、それほど必要としないのでしょうか。
ミヤマカタバミとユリワサビ

ニリンソウは、この時期あちこちで見ることができます。
蕾も膨らんできました。
山菜としても利用されますが、下の写真のトリカブトと葉がよく似て
いるので、間違って採取することがあるようなので注意しましょう。
ニリンソウ

ツクバトリカブトです。
筑波山で最初に見つかったので、この名がつけられたようです。
秋に紫色の花をつけます。
トリカブト

カタクリは山好き、花好きな人では知らない人はいないでしょうか。
昔は球根から片栗粉がつくられ、里山のあちこちに生育していた
ようです。今は多くの自生地では保護されています。
今日は雨模様のお天気で、多くのカタクリは花を閉じていましたが、
この固体だけは、開き気味でした。
カタクリ

ニリンソウの、大きな葉の中にある黄色い花は、ネコノメソウです。
ネコノメソウの葉は、写真の左上に見えるように、小さな葉が対生
しています。
ネコノメソウ

ネコノメソウと同じユキノシタ科のヤマネコノメソウです。
写真ではわかりにくいのですが、ネコノメソウの葉は対生し、ヤマ
ネコノメソウの葉は互生です。
ヤマネコノメソウ

今年はもう何ヶ所かで観察しているキクザキイチゲです。
天候不順が続き、なかなか好天に恵まれないため、いつも花が閉じた
状態なのが残念です。
キクザキイチゲ

エンレイソウもあちこちで見られました。
ユリ科植物ですが、葉の形やつき方などを見ると、私の持つユリ科の
イメージとは違っています。このエンレイソウは、花弁はなく、花のように
見えるのは萼です。
エンレイソウ

ハルトラノオです。
トラノオ(虎の尾)と名のつく植物は多いのですが、花の形が虎の尾に似て
いることで名づけられたようです。
このハルトラノオは尻尾を切られた虎でしょうか。
ハルトラノオ

ユキザサは、東北の山を歩いていると、広葉樹林内で群生しているものに
出会います。
秋には赤い果実をつけ、よく目立ちます。
ユキザサ

林内にはこのような岩石がよく見られます。
この岩は、筑波山の山頂から中腹にかけての山体を形成する、斑れい岩と
呼ばれる硬い岩です。
中生代白亜紀に、マグマが地下深くで固まってできたものです。
長い年月を経て、コケ類が付着しています。
岩石

石段の下にフタバアオイが見えました。
茎の先から2枚の葉を出すことで名づけられました。
水戸黄門がテレビの最後に「この紋所が目に入らぬか」などと言って
印籠を見せる、あの「葵の御紋」はこの葉を3枚組み合わせたものです。
カンアオイ

ナガバノスミレサイシンは、たくさん咲いていました。
葉は披針形で細長く、鋸歯が目立ちます。
ナガバノスミレサイシン

アオイスミレは、長い柄の先に丸い特徴のある葉を出します。
葉柄には、肉眼でもわかるほどの毛が生えています。
アオイスミレ

スミレの仲間でも特徴的な葉をもつエイザンスミレは、日本のスミレの
中でもヒゴスミレと二種だけです。ヒゴスミレは、茨城に生育していると
いう話は、聞いたことがないのですが、写真で見る限り、葉がだいぶ
細いので区別はつくでしょう。この固体はまだ成長途中です。
エイザンスミレ

ヒナスミレは淡いピンク色の可愛らしい花です。
葉は水平に広がり、鋸歯があります。葉裏は、紫色を帯びるものが
多いようです。
ヒナスミレ

ヒトリシズカです。
毎年、日立の小木津山自然公園にこの花を見に行くのですが、今年も
見ることができました。
ヒトリシズカ


ヒナワチガイソウはナデシコ科の植物です。
5枚の白い花弁の中、雄しべの先につく赤い葯が目に付きます。
ごく小さな植物で、生育地も筑波山など限定的で、大切に見守って
いきたいものです。
ヒナワチガイソウ

ヤマエンゴサクはケシ科の植物です。
カタクリやキクザキイチゲなどと共に、スプリングエフェメラルと
呼ばれています。
蜜を溜めた距と呼ばれる袋状のものが、後ろにつきでるのが
よく目立ちます
ヤマエンゴサク

地面からびっしりと叢生しているのは、クスノキ科のアブラチャンです。
かつては、果実から油をとっていたようです。
近くでは、同じ仲間のクロモジもたくさん花をつけていました。
アブラチャン

林床に密生するスズタケの中に、ブナの巨樹です。
日本の気候帯の一つである冷温帯落葉広葉樹林を紹介するような
ブナ-スズタケ林です。
ブナとスズタケ

ケーブルカーの山頂駅がある御幸ケ原から、南東方面を俯瞰します。
筑波山塊の南端に近い宝篋山の先には、土浦の町並みが見えます。
展望
21 : 52 : 51 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(2)  | page top↑
いつものイワウチワ
2015 / 04 / 02 ( Thu )
日立市の桜が開花したという報を受け、早速裏山に向かいました。
イワウチワもちょうど見ごろです。
イワウチワ

ここのイワウチワは毎年見ていますが、今年も咲いてくれました。
淡いピンク色の、清楚で上品な感じがなんともいえません。
イワウチワ

ミヤマカタバミも咲いていました。
この場でいつも見るミヤマカタバミは花弁が開いているの見たことが
ありません。陽のあたりにくい場所にあるためでしょうか。
ミヤマカタバミ

ニリンソウは、ほとんどがまだ固い蕾でしたが、この固体だけは少し
膨らんでいました。
ニリンソウ

ヤマネコノメソウも、黄色い雄しべが目に付くようになりました。
ヤマネコノメソウ

すぐにセリ科とわかる葉を持つ、小さな花はセントウソウです。
セントウソウ

ショウジョウバカマも、あちこちで目に付くようになりました。
ショウジョウバカマ



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