秋色に染まり始めた久慈山地の山歩き
2014 / 10 / 24 ( Fri )
「ジオネット日立」の仲間で、常陸太田市の鍋足山を歩いてきました。
ここは約1600万年前の海底火山から噴出した溶岩のかけらが固まって
できた男体山火山角礫岩(かくれきがん)と呼ばれる岩石からできています。

写真中央よりやや右手のピークが鍋足山山頂です。
その左側に棚倉断層東縁から、その先に阿武隈山地が連なります。
鍋足山

鍋足山山頂で、集合写真を撮りました。
集合写真

足元のごつごつした岩が男体山火山角礫岩で、その先に
久慈山地が広がります。
紅葉

メンバーの一人が立派なムラサキシメジをゲットしました。
ムラサキシメジ

リュウノウギクは和名を竜脳菊と書きます。
ここ、鍋足山や奥久慈男体山など火山角礫岩の山でこの時期よく見られます。
葉は独特の香りがします。
リュウノウギク

掃除用具のブラシのように、小さな花をたくさんつけたサラシナショウマです。
サラシナショウマ

コシオガマです。
葉緑素を持ち光合成で栄養をつくり出しますが、水分や
無機栄養を他の植物に寄生して吸収する、半寄生植物です。
コシオガマ
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きのこ観察会
2014 / 10 / 18 ( Sat )
今日は「森林インストラクター茨城」のきのこ観察会です。
観察会のフィールドは一昨年と同じ御前山で、道の駅かつらに集合です。
講師は「茨城生物の会」の平井先生です。
道の駅かつら

御前山の西登山口から入ります。
今年はきのこは不作なのか、ほとんど見ることはできません。
そういえば、私の知人で山形のきのこ採り名人も、今年はだめと
いってました。
きのこ探し

それでも全員で採取したきのこは、40を超えるキノコが同定できました。
主な食菌はコウタケとヒラタケで、猛毒のドクツルタケや幻覚症状を引き
起こすとされるヒカゲシビレタケなども見ることができました。
同定したきのこ
20 : 14 : 17 | 森林インストラクタ- | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
百年塾フェスタ2014
2014 / 10 / 05 ( Sun )
今日は百年塾フェスタ2014で、日立市民の生涯学習活動である
「ひたち生き生き百年塾」が主催する、日立市民のためのお祭りです。

わがジオネット日立としても「茨城県北ジオパーク」の紹介ということで
市内の5億年前カンブリア紀の地層から採取した岩石を展示しました。
岩石展示

また、「日立の石に絵をかいてみよう」、「日本最古の岩石標本つくり」、
「古生代カンブリア紀に生息した生物のペーパークラフトつくり」などを、
ジオネット日立のメンバーのお手伝いで、子供たちを対象に実施しました。
子供たちへ


来場者

フェスタは10時から始まりましたが、まもなく雨が降り始めました。
屋外の特設ステージではたくさんのプログラムが組まれていたのですが、
ほとんどが中止になったようです。
この日のために練習したでしょう、子供たちや各グループの人たち
残念でした。ご苦労様です。
あいにくの雨
20 : 30 : 16 | ジオパークインタープリター | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
裏山散歩
2014 / 10 / 04 ( Sat )
茨城県北部の阿武隈山地南端に位置する山を歩いてきました。
山と言っても裏山の散策です。
秋の花の代表はキク科植物でしょうか。
キク科植物は、小さな花がたくさん集まって一つの花(頭花)をつくります。
この時期、平地でも低山でも野菊がたくさん見られました。
これはシロヨメナです。
シロヨメナ

アキノノゲシです。山ではなく、道路沿いに咲いていました。
アキノノゲシ

ヤクシソウです。
最初のころ私はこの花をニガナと思い込んでいました。
しかし、調べてみるとニガナの花期は初夏、ヤクシソウは秋、また
ニガナの舌状花は普通は5個で、ヤクシソウは11~19個あります。
ヤクシソウ

キク科植物のカシワバハグマです。
ハグマとは、中国などに生息するヤクと呼ばれるウシの仲間の尻尾の
毛のことで、これがハグマの花に似ているということのようです。
県内ではカシワバハグマの他に、オヤリハグマ、オクモミジハグマそれに
キッコウハグマなどが見られます。
なお、オヤリハグマは茨城県のレッドデータブックで危急種(絶滅の危機が
増大している種)に指定されています。
カシワバハグマ

ノハラアザミもキク科植物です
ノハラアザミ

北アメリカ原産のマルバフジバカマです。
名付け親は茨城県高萩市出身で、ソメイヨシノやワサビなどの名付け親
でもある植物学者の松村任三です。
マルバフジバカマ

シソ科植物のキバナアキギリです。
シソ科の特徴はハーブと呼ばれる種類など、独特の香りがあるものが多く、
花弁はくちびるの形をしています。
キバナアキギリ

これもシソ科のアキノタムラソウです。
花のつき方がシソの花によく似ています。
アキノタムラソウ

ミゾソバです。林内のやや湿った場所にたくさん咲いていました。
ほとんど見過ごされがちな植物ですが、蕎麦の花にも似た小さな
花をよく観察すると、可愛らしいものがあります。
ミゾソバ

ミズヒキです。まばらについている赤いのは花弁ではなく萼で、上から
見ると赤く、下から見ると白く見えます。
この様子をご祝儀袋などにかける水引に見立て、名づけられました。
ミズヒキ

イタドリの雌株です。花期が終わり果実ができています。
山野のあちこちに生育していますが、あまり気にかけられる植物では
ないようです。
子供のころは田の畦などで見かけるスイバや、野山で見かけるイタドリ
の茎をかじりました。今でも山歩きでイタドリの出始めの茎を見ると
かじって歩きます。
ある観察会で、イタドリもスイバもスカンポと呼ばれると話すと、参加者
から妙に納得されたことがあります。
春の出始めの若い茎は山菜として利用する地域もあります。
イタドリ

コマツナギはマメ科植物で、今日歩いた道路は昨年供用された
部分で、山を切り開いてつくった道路です。
このとき道路の法面に植栽されたものが野生化しています。
コマツナギ

シュウメイギクです。中国から入ってきた帰化植物ですが、いまは全国の
山野で自生しています。園芸品種も多数つくられています。
シュウメイギクと言いますが、キク科ではなくキンポウゲ科です
シュウメイギク

フジフサウツギ(ブットレア)です。
中国原産の落葉低木で、園芸種が逃げ出したものですが
道路沿いや法面にたくさん見られ、毎年数が増えているような
気がします。
ブットレア

これも園芸種が逃げ出したホソバウンランです。
ヨーロッパ原産ですが、野生化して道路沿いに群生していました。
15ホソバウンラン
20 : 18 : 24 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(2)  | page top↑
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