山は花盛り
2017 / 04 / 20 ( Thu )
今朝はカメラを持って、いつもの散歩コースを歩きました。
早朝の6時ごろですが、既に太陽は水平線から離れ、だいぶ明るく
なっています。

新緑の季節といわれる5月には少し早いのですが、山はすでに
モザイク状に染まっています
1ヤマザクラ

若草色のコナラ、少し濃い萌黄色はオオバヤシャブシなど、そして赤や
ピンクはヤマザクラ、そのほかカエデやシデの芽吹きが見られます。
2ヤマザクラ

スギやヒノキなどの濃い緑の中に、ヤマザクラのピンクが鮮やかです。
3ヤマザクラ

ヒメオドリコソウは、赤紫色の葉の中から、ピンク色の花を咲かせます。
笠をかぶった踊り子を思わせることから名前が付けられました。
周りに見える緑色の草は、これから花を咲かせるホソバウンランです。
4ヒメオドリコソウ

ホトケノザは、畑の雑草のように見られることもありますが、じっくり
見るとなかなか趣のある花と思います。
段々につく丸い葉の頂部に花をつけます。この丸い葉が仏様の台座に
見えることから名前が付けられました。
5ホトケノザ

この時期タチツボスミレは、あちこちの野山で見ることができます。
6タチツボスミレ

キブシは、3月ごろから咲き始めます。
山ではまだ葉や花が見られない時期に咲くこの花は、よく目立ちます。
雌株雄株が別の雌雄異株 (しゆういしゅ) と呼ばれる樹木です。
雌花雄花をじっくり観察すると、思わぬ発見があります。
7キブシ

接骨木(セッコツボク)と和名のつけられたニワトコです。
名前の由来は、骨折の治療に使ったからと言われています。
若い葉は山菜として、また薬草としても利用されているようです。
8ニワトコ

丸いブラシのような花をつけるウワミズザクラです。
花がない時期には、ほとんど知られることはありませんが、
花をつけるとよく目立ちます。
9ウワミズザクラ

これはイヌザクラのつぼみです。
ウワミズザクラとよく似た花を咲かせます。
10イヌザクラ

モミジイチゴは、木イチゴと呼んだ方が通じるようです。
モミジの葉に似ていることからつけられた名前ですが、初夏の
ころにオレンジ色の果実をつけます。
山歩きでこれを見つけると食べながら歩きます。
11モミジイチゴ

クサイチゴは、一見草のように見えることから、名前が
付けられたようです。
野生のイチゴの仲間では、花が大きくよく目立ちます。
12クサイチゴ

ニガイチゴは、果実に苦みがあることからつけられました。
食べてみると、美味しいものではありませんが、苦みがあるとは
感じられません。味覚の問題でしょうか。
13ニガイチゴ

クマイチゴです。花はこれからです。茎にはトゲが多く、
近寄りがたい感じがします。
14クマイチゴ

この時間の散歩は、野鳥の囀りが盛んです。
この日は、ヒヨドリ、ガビチョウ、カワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、
ウグイス、ホオジロ、それにキビタキやオオルリの声も聞こえました。
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18 : 40 : 44 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
今年も盛況だったハイキング
2017 / 04 / 16 ( Sun )
この週末の土日は、ハイキングのガイドと解説が続きました。
土曜日は、日立市観光課主催の「オオシマザクラ観賞
ハイキング」です。
この時期恒例の「日立さくらまつり」に合わせて行われる市民
ハイキングは希望者が多く、市報に掲載されると、すぐに50人の
定員に達してしまうようです。
1市ハイキング

翌日曜日は、茨城県山岳連盟主催の「高鈴山・神峰山清掃登山」です。
登山道に捨てられたごみを拾いながら、植物やジオの解説をします。
山岳連盟会員のほかに、一般参加者も混じります。
2山岳連盟

この時期、道を歩きながら参加者が一番興味を引く植物が、
ミミガタテンナンショウです。
サトイモ科の植物で、ミズバショウも同じ仲間です。
3登山道

神峰山山頂に建てられた気象観測所です。
建設当時、世界一の高さを誇った大煙突ですが、この煙突から
大気に放出される排煙を監視するために、日立鉱山が開設しました。
その後昭和27年には、観測所は廃止され、それを引き継ぐ形で
日立市が、全国初の市営天気相談所として発足したのです。
4神峰山頂
21 : 48 : 28 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(2)  | page top↑
茨城の山は花盛り
2017 / 04 / 14 ( Fri )
花好きな山仲間の案内で、県北の山を歩いてきました。
まずは、斜面にびっしりと咲くカタクリです。
芽吹き前の、シデやヤマザクラなどの落葉広葉樹林の林床に、
手つかずのスプリングエフェメラルが展開しています。
1カタクリ

県内ではカタクリの自生地は少なく、多くの自生地は保全されて
います。
保護や保全されることのないここでは自然状態を保ち、開花前の
一葉もたくさん見られました。
2カタクリ

茨城県の準絶滅危惧に指定されているイワウチワですが、
ここでは斜面一面に見られます。
3イワウチワ

距離をおいて群生状態を見るのもよいですが、近づいて観察すると、
まるで園芸種と見間違うほどです。
これがこの花の、人気の理由なのでしょうか。
4イワウチワ

ここに咲くキクザキイチゲは、真っ白な花弁を広げていました。
5キクザキイチゲ

ヤマエンゴサクも、固まって咲いていました。
6ヤマエンゴサク

茨城県の絶滅危惧種に指定されているヒカゲツツジです。
7ヒカゲツツジ

薄黄色の花弁を持つヒカゲツツジは、その名の通りツツジ科ですが、
葉はシャクナゲとよく似ています。
このため全体の印象は、ツツジというよりもキバナシャクナゲです。
8ヒカゲツツジ
18 : 35 : 13 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
県境をまたいだ二つの山歩き
2017 / 04 / 02 ( Sun )
茨城県側から県境をまたいで、福島県の檜山を歩いてきました。
これまで2度ほど歩いた萩を経由します。
萩は、福島県矢祭町に位置し、かつては数軒の民家がありました。

大子町の高久 (たかつきゅう) 地区から、沢沿いの道を北に向かいます。
ここは、かつては田畑として利用されたのでしょう。
1萩

以前この地に住んでいたという人の話では、かつては最大5軒あった
民家が、最後には2軒になり、15年前には消滅集落となってようです。

家は福島県側にありますが、ここに来る道は茨城県側からです。
電気は通っておらず、道路もありません。
ここで生活していたという事実が、驚きです。
萩の家

民家脇を通り抜け、裏手の斜面から尾根に乗ると、間もなく
檜山に着きました。
3檜山

北方面には、矢祭の街並みとその中を流れる久慈川が見えます。
4矢祭

北西方面には、雪をかぶった山が見えます。那須連山です。
5那須連山

今日は、ここから大子町の宮川八溝山に向かいます。
宮川八溝山は、「醍醐百名山」に紹介されている山で、高久地区の
すぐ上に位置し、標高464mと書かれています。
福島から茨城への県境を超えると、宮川八溝山へ続く尾根が現れ、
この尾根から登ります。
6尾根


尾根を登ると、宮川八溝山山頂です。
しかし、「醍醐百名山」 に書かれた、山頂にあるはずの2個の石祠が
ありません。
標高464mのピークであることは、間違いないのですが。
7宮川八溝山


hiyama-yamizo






16 : 57 : 51 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(2)  | page top↑
早春の花
2017 / 03 / 28 ( Tue )
今日の裏山散歩です。
山道には、オオバヤシャブシの雄花がたくさん落ちていました。
雌花が育ち、花粉を散布するとすぐに落ちるようです。
1オオバヤシャブシ

ヤブの中を見ると、シュンランも一斉に咲き始めていました。
2シュンラン

これも、早春を代表する花、ショウジョウバカマです。
日本全国の野山から高山地帯で見ることができます。
東北の山を歩き、雪の中から顔をのぞかせるこの花は感嘆ものです。
3ショウジョウバカマ

これは何の花でしょう。
昨年秋に咲いたキク科植物のコウヤボウキです。
花が終わり、タンポポのように綿毛が飛び散ったあとの総苞 (そうほう)
と呼ばれる、花を包む部分がこのように残っているのです。
4コウヤボウキ
20 : 22 : 09 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
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