疫病を治した湧き水
2018 / 02 / 04 ( Sun )
筑西市をゆっくりと流れる五行川 (ごぎょうがわ) は、勤行川 (ごんぎょうがわ) とも
呼ばれ、小貝川から利根川へと合流し、鹿島灘に注ぎます。
この川に沿って勤行川緑地公園が整備されています。
1勤行川

この公園を歩くと、中舘観音寺があります。
この寺に向かうと延命水と呼ばれる小さな湧き水があります。
言い伝えによると「今から1200年ほど前、観音像を背負った男がここに
立ち寄り、この湧き水でのどを潤した。当時は疫病が流行し、男が病人に
この湧き水を飲ませたところ、病気が治った。男はここにお堂を造り、
観音様を祀った」というようなことが書かれていました。
2湧き水

中舘観音寺は、正式な名称は施無畏山延命院観音寺
(せむいざんえんめいいんかんのんじ) といい、天台宗のお寺です。

病人を救ったという男が祀った観音像でしょうか、本尊の延命観世音
菩薩立像は国指定重要文化財です。

観音寺の周辺には巨木が生い茂り、ソメイヨシノやヤマザクラなどが
生育しています。
3観音寺

南東方面には、田園地帯の先に筑波山が見えました。
4筑波山
スポンサーサイト
09 : 43 : 24 | 茨城の自然100選 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
地元の人たちの手で整備された平地林
2018 / 02 / 04 ( Sun )
茨城の自然100選の一つ、常総市の石毛城跡は住宅地に囲まれて
います。
室町時代の天文元年に築城されたという石毛城跡には、八幡神社が
建てられています。
1石毛城跡

神社は、カヤやケヤキなどの大木に囲まれた静かな鎮守様です。
周囲には、土塁や堀跡が残っています。
2八幡神社の森

石毛城跡から北西方向少し先に、十一面山 (じゅういちめんやま) があります。
鬼怒川の河畔につくられた人工の平地林です。
3十一面山

戦後の燃料革命で、これまで使われてきた薪炭が石炭などの化石燃料に
変わり、この付近の里山は荒廃しました。
平成15年に地元の人たちが立ち上がり、大量の投棄物を撤去し、身近な
樹木を植栽し、このような里山林をつくりあげました。
4十一面山
09 : 38 : 19 | 茨城の自然100選 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
旧灌漑用水路が残る静かな神社
2018 / 02 / 04 ( Sun )
茨城の自然100選を訪ねて、下妻市の宗任神社 (むねとうじんじゃ)
歩いてきました。
平安時代後期に陸奥国でおこった前九年の役で、源頼義の軍勢に
敗れた阿部宗任の霊を祀った神社です。
鳥海山の麓から来た二十数人の家臣によって建てられたとのことです。
1宗任神社

神社を取り囲む森には、アラカシやイチョウ、ケヤキ、ツバキなどの巨木、
古木が見られます。
2神社の森

神社脇には、江戸時代の灌漑用水路だった江連用水 (えづれようすい)
旧溝が残されています。
3用水路
09 : 35 : 48 | 茨城の自然100選 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
研究機関に囲まれた都市公園
2018 / 01 / 20 ( Sat )
茨城の自然100選を訪ねて、つくば市の洞峰公園 (どうほうこうえん) を歩きました。
つくば市の筑波研究学園都市内でもっとも大きな公園が洞峰公園です。
周囲には、産業技術総合研究所やJAXA筑波宇宙センター、気象研究所などの
研究機関が設置されています。
1プロムナード

ここには、各種の運動競技場や体育館などがあり、スポーツやレクリェーション
の場として整備されました。
2広場

洞峰沼は、かつては農業用のため池でした。
整備された沼には、たくさんの水鳥が群れて泳いでいます。
沼の周囲には芝生が広がり、水辺に茂るアシの中には野鳥が見られます。
3洞峰沼

広い公園内には、イチョウやシラカシ、ラクウショウなどの高木が植栽され、
洞峰沼とともに心地よい自然環境をつくりあげています。
4林
21 : 31 : 35 | 茨城の自然100選 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
懐かしい万博あとを訪ねて
2018 / 01 / 20 ( Sat )
茨城の自然100選を訪ねて、つくば市の科学万博記念公園から、ゆかりの森を
歩いてきました。
記念公園は、1985年に開催されたつくば科学万博の跡地に作られた公園です。
1記念公園

ここは、 「ぽっかりが丘」 と呼ばれる芝生広場です。
家族連れなどが、思い思いの時を過ごしていました。
2ぽっかりが丘


ぽっかりが丘横にはイチョウ並木が続き、心地よい散策路となっています。
3イチョウ並木


周囲の斜面には、手入れの行き届いた高木樹だけが植栽され、開放的な
印象を与えています。
4人工林

「ぽっちゃん湖」 と呼ばれる池です。
ここはもともとは山林であり、森の持つ保水力が維持されていましたが、
開発によって伐採され、保水力が低下しました。
このため、治水を目的とした調整池として、万博当時からある池です。
5ぽっちゃん湖

日本では戦後しばらくの間、家庭の燃料は薪や炭が中心でした。
しかし昭和30年代になると、それまでの燃料は石炭や石油に代わって
いきました。

科学万博記念公園から北へ数キロ先に位置する 「豊里ゆかりの森」 です。
燃料として使われなくなった平地林を残すにはどうしたら良いか、という
問いかけに対する一つの答えとして万博の年につくられました。
6平地林

アカマツやクヌギなどの平地林の中には、キャンプ場やケビンなどの
宿泊施設がつくられています。
7池

林の中では、昆虫採集や観察することができます。
この昆虫館では、たくさんの昆虫標本が展示されています。
8昆虫館
20 : 44 : 33 | 茨城の自然100選 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
| ホーム |  次ページ