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希少種との再会
2018 / 11 / 17 ( Sat )
ある植物を探して、竜神大吊橋に下る尾根を歩いてきました。
竜神ふるさと村から歩きます。

野の花も少なくなったこの時期ですが、シソ科植物を見つけました。
1ヤマハッカ

ヤマハッカです。
この個体は鮮やかな青紫色で、よく目立ちました。
2ヤマハッカ花

この木はネズ(別名ネズミサシ)で、針のような硬い葉をネズミ除けに
使っていたことが名前の由来です。
県内では、あまり見ることはできない針葉樹です。
3ネズ

開けた場所から竜神大吊り橋が見えます。
パンジージャンプの降下でしょうか、時折、歓声が響きます。
紅葉のこの時期、たくさんの観光客が橋を渡っていました。
4吊橋

人口林の少ないこの山域では、落葉広葉樹林が広がっています。
7紅葉

イロハモミジの紅葉が見事です。
5紅葉


6紅葉

尾根上にはダンコウバイが多く、見事な黄葉を見せています。
8ダンコウバイ

岩稜帯に入るとリュウノウギクが見られました。
9リュウノウギク

岩の上に目的の植物を見つけました。
10オオチチッパベンケイ

オオチチッパベンケイです。
この植物は、国内でも福島県と茨城県の一部でだけ見られるもので、
個体数は極めて少ない希少種です。
環境省の絶滅危惧種に指定されています。
11オオチチッパベンケイ
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19 : 43 : 49 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
はじめてのリースつくり
2018 / 11 / 10 ( Sat )
今日はインストラクター仲間で、筑波ふれあいの里に集まりました。
クラフト講習&野外料理の体験学習です。
1筑波ふれあいの里

クラフトは外部から講師をお願いし、リースを作りました。
2クラフト作り

ほとんどの参加者がリース作りは初めてです。
講師の方がたくさんの材料を用意してくれました。
いろいろと組み合わせを考えながら、楽しく作り上げました。
3リース

隣接する林のヒノキに、ツタが絡んでいました。
一見したとき、ツタウルシと思い込みました。
この時期に、このような鮮やかな紅葉を見せるつる植物は、
ツタウルシと思い込んでいたのです。
インストラクター仲間に、これはツタウルシではなくツタと教えて
もらいました。
言われてみると、ツタウルシは葉のつくりが3出複葉で、ツタは
単葉です。
ツタの若い葉は面白い成長をします。
林内で見られる若いツタは、葉柄が短く、3出複葉に見えるのです。
成長とともに葉柄が長く伸び、このように単葉であることがわかります。
ツタ
20 : 37 : 40 | 森林インストラクタ- | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
またも目撃したニホンカモシカ
2018 / 11 / 04 ( Sun )
10月に歩いた矢祭町の茗荷林道を再び訪れました。
今日は、山仲間9人での歩きです。
車で入ることのできる林道終点に車を置き、ここから歩き始めます。
1林道入り口

なんと、エイザンスミレがあちこちで咲いていました。
11月のこの時期で、狂い咲きでしょうか。
葉は大きく、分裂も少い夏葉となっています。
また、閉鎖花でできた果実もついています。
2エイザンスミレ

今日もまた、スギの人工林の中でニホンカモシカを目撃しました。
前回は2頭の成獣でしたが、今回は子連れの2頭です。
この地で繁殖しているのは間違いないでしょう。
3ニホンカモシカ

沢沿いの道では、1本の倒木にびっしりとムキタケがついていました。
汁の具にと、少しいただいてきました。
4ムキタケ

茗荷川源流域からは北に、矢祭町と塙町境界の引かれた尾根に向かいます。
この尾根は、八溝山から北に派生した主尾根上にある入山から分岐した、
支尾根になります。
尾根に乗ると、ミヤコザサが林床を覆っていました。
5尾根

尾根を東に、車を停めた林道終点方向に向かいます。
右手には茗荷沢を挟んで、高笹山から大神宮山に下る尾根が見えます。
6尾根

ハウチワカエデの紅葉です。
7紅葉

八溝山近辺の山はカエデ類が多く、山を鮮やかに彩ります。
また、コシアブラやタカノツメの黄葉も、みごとでした。
8紅葉
20 : 05 : 03 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(2)  | page top↑
今年の「山の日」ハイキングは日立の高鈴山
2018 / 10 / 28 ( Sun )
2016年に国民の祝日として「山の日」が新設されました。
茨城県山岳連盟では、施行年から毎年、記念ハイキングを
実施しています。
私は、山岳連盟の会員ではありませんが、毎年声がかかり、
ジオや植物のガイドとして参加しています。

今年は、日立の高鈴山コースと神峰山の二つのコースで、
ハイキングが実施され、100人を超える参加者が、スタート
地点のきららの里へ集まりました。
1開会式

神峰山コースを歩く参加者です。
ヒサカキのトンネルを歩いています。
2下山中
20 : 37 : 31 | ジオパークインタープリター | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
秋の花も見納めか
2018 / 10 / 21 ( Sun )
久しぶりに、里美富士から薄葉沢を歩いてきました。
この時期、秋の野草も少なくなってきました。
今日は何が見られるか、楽しみです。

山に入るとすぐにヤクシソウが目を引きました。
1ヤクシソウ

リンドウの仲間のセンブリは、薬草としても知られています。
日立市の高鈴山は、随筆家の田中澄江さんが書いた「花の百名山」に
センブリが紹介されていますが、今の高鈴山ではこのセンブリを見る
ことはできないかもしれません。
今は薬草として採取する人はほとんどいないと思いますが、全国的に
少なくなっているようです。
2センブリ

春のノアザミと秋のノハラアザミは、県内ではよく見られます。
ノアザミは総苞がべたつき、このノハラアザミはべたつきません。
3ノハラアザミ

アズマヤマアザミは、花が穂状 (すいじょう) につく特徴があります。
葉腋 (ようえき、葉の付け根) から、数個の花をつけます。
4アズマヤマアザミ
21 : 51 : 25 | 山歩きと自然観察 | トラックバック(0) |  コメントはこちらから(0)  | page top↑
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